about
近年、大分市や別府市などに拠点を置きながら大分のアートシーンに刺激を与え、魅力ある活動を展開するアーティスト・クリエーターたちがいます。大分市美術館では、彼らを“Creative and Innovative Artists in Oita”(大分の創造的・革新的なアーティスト)と位置づけ、これまで、それぞれの頭文字の組み合わせに、イタリア語で親しいあいさつの意味を込めて“CIAO”と名付けたアートプロジェクトに取り組んできました。
今回の《CIAO!2020》の参加アーティストは8組。絵画やイラストレーション、デザイン、インスタレーションなど幅広いジャンルの作品により、最新の“アートな大分”を紹介します。
News
本日5月16日(土)より大分市美術館が開館します。
それに合わせて、延期されていたCIAO!2020が開催されます。また会期が5月16日から9月22日までの延長開催となりました。
詳しくは大分市美術館のwebサイトをご覧ください。
http://www.city.oita.oita.jp/o210/bunkasports/bunka/bijutsukan/special_exhibition/ciaohenkou.htmlたくさんの方のご来場をお待ちしております。
2020年5月16日追記
Message
大分市美術館より
現在、大分市美術館特別展「CIAO!2020」は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、
大分市美術館が当面の間、臨時休館していますのでご覧になれません。
「CIAO!2020」の出品作品をwebでお楽しみください。
なお、今後の予定については大分市美術館ホームページでお知らせします。
豊住大輔より
新型コロナウイルスによる影響は未だ終わりが見えていません。
医療の最前線で活動されているみなさま、ウイルスと戦っているみなさまにお見舞い申し上げます。
そして、新型コロナウイルスによる影響は一般に生活する我々も含めたみなさんにも響いています。
終わりの見えない不安がたくさんあると思います。
4月17日より開幕する予定だったCIAO!2020も、未だ誰の目にも触れられることができない状況がつづいています。
きっと好きなアーティストの作品を早く見たいという方がたくさんいらっしゃることと思います。
本来であれば、大分市内が一望できる大分市美術館へぜひ足を運んでください。
心ゆくまで堪能してください。
と、伝えるところなのですが、それが可能となる時期がいつになるか、誰にもわかりません。
このような状況の中で立ち上げることにした「CIAO!2020 - edition web -」
少しでもみなさんの生活に楽しみを見出すことができれば幸いです。
Artists
アトリエMOE
アーティストグループ
アトリエMOE
2016年設立。豊後大野市にある社会福祉法人 萌葱の郷のめぶき園、なごみ工房、 どんこの里いぬかいの3事業所アート作品からなる創作ブランド。
2016年 アトリエMOE“ART&LIFE”展 (大分県立美術館 大分市)
2018年 Light It Up Blue2018アート展「こだわり発の豊かな世界」 (J:COMホルトホール大分 大分市)
2018年 ラブライブアート作品展「MIX DROP」 (エイトピアおおの 豊後大野市)
2018年 省吾連 (大分市美術館 大分市)
2019年 Light It Up Blue2019アート展「青~ボーダレス~」 (J:COMホルトホール大分 大分市)
2019年 モエギノシゴト (豊後大野市)
2019年 2019もえてんin別府 (yoiya多機能拠点べっぷ未来わくわくセンター 別府市)
かおなしまちす
現代美術家
下平 千夏
現代美術家
下平 千夏
1983年生まれ、長野県出身、別府市在住
2010年 下平千夏展 - implosion point - (INAXギャラリー2 東京都)
2010年 「影見」六甲ミーツ・アート2010 入選 (六甲山 兵庫県)
2011年 TAMAVIVANTⅡ (多摩美術大学 東京都)
2012年 Tokyo Mid Town Art Award 2012 (Tokyo Mid Town東京都)
2014年 アーティスト・イン・レジデンス(Treasure Hill Artist Village 台北)
2015年- 2019年 犬島家プロジェクトC邸 コミッションワーク (犬島 岡山県)
2016年- 2019年 瀬戸内国際芸術祭 (犬島 岡山県)
2017年 クロージング ネオヴィジョン 新たな広がり展 (長野県信濃美術館 長野県)
『光を綯(な)う #01』(Twisting the rays #01)
水糸
2020年
CIAO!2020/大分市美術館/大分県
その瞬間、人間の身体における進化の究極的な表現を記録する媒体の1つとしてオリンピックがある。ふと木を見上げた時、まさにその一瞬と立ち会う。我々人間より多少無垢な木々は、最大限の陽光を求めて枝葉を伸ばし、根は水と栄養を求めて地中を貪り続ける。その様は、人間の進化へのあくなき欲求とさほど遠くないように感じる。
のっけむし
イラストレーター